今回は珍しくマンガです。ゆうきまさみ先生の作品は『究極超人あ~る』の頃から好きで読み続けています。『新九郎、奔る』も読みたいと思いながらも、なかなか機会がなかった。
早雲については司馬遼太郎の本を読んだくらいだが、昔から好きだったのでとても期待していた。最近はいろいろ研究が進んでむかしほど謎の人物という事でもないようで、へぇ~と思いながら読んでいる。ゆうき先生の独特の間合いで話が進んでいくので、安心して読める。
応仁の乱についてもいろいろ複雑なのでなかなかしっかりと理解できていなかった。これを読めばしっかり理解できそうだ。それにしても登場人物が多い。
印象に残ったのは新九郎の実母が選んだ道とその結果について。実家の横井家を残すために、失脚した新九郎の父と分かれ新九郎の叔父を選んだ。『女には女なりに家を守るという戦があるのだ』と新九郎の父が話す。伊勢家でも身内同士のしのぎ合いがあったのだなぁ。
あとは今川義忠が豪快な人物で、自分がイメージしていた人物像にかなり近かったので嬉しかった。イメージが違ったのは今出川殿、こんなに苛烈な人物とは思っていなかった。でも陰湿そうな感じはイメージ通り。
もう8集まで出ているのではやく追いつきたい。とはいえどんどん読んでしまうのはもったいない。ぼちぼち読んでいきます。
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