『支線5・2 〈象徴界〉-新たな調和』シニフィアンの話がたくさん出てくる、どうもこのシニフィアンという言葉は苦手だ。ここで話題にしたいことはある『意味』のようなものをある『集団』が取り入れることでその集団の『意義』のようなものが形成されるというようなことらしい。たとえ元々はある『意味』とは関係なかったとしても、過去にさかのぼって『意義』がつけられてしまうというような話が展開されている。過去は変化するものなのだ。
新たな『意味』が現れた時に、あらかじめ予定されていたように見えること。あの出来事はこのために用意されていたことなのか!とかそういった事例について。運命予定説ということではなく、過去は再構成されるということらしい、『事物は遡及的に必然「だったであろう」ということになる』事件が起きてみないとわからないが、事件が起きるとすでに用意されていたもののように見えるというのが〈象徴界〉の事件らしい。『われわれにできるのはその発生について神話を語ることだけである』
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