第二章はロボット三原則がタイトルになっているがむしろチャペックのRURの話の方が多い。
チャペックのRURが発表されてから世界中に広まっていった経緯。その間に変わっていったイメージの変遷などが書かれている。チャペックの名付けたロボットは今風にいえばアンドロイドと言うべきものであった。
この本の副題にはロボットとパワードスーツとサイボーグが並べられているが、アンドロイドについては書かれていない。アンドロイドはイメージとして人造人間というような有機的なイメージで、ロボットはメカメカしい感じのようだ。
メトロポリスについての言及があり、アシモフのロボットシリーズの話がでてくる。三原則については「家電やオフィスマシンに要求されている三要素そのもの」と指摘がある。これについては過去に石川英輔氏が指摘していたことらしい。「人造人間株式会社」という作品での指摘ということなので読んでみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。