北欧史の復習が済んだのでチャペックに戻る。 スウェーデンからノルウェーに移動。湖の描写が多い。スウェーデンの人々の人柄に関しては絶賛している。
ノルウェーに入ると建物が鄙びて来て景色も少し寂しげになる。牛の角が無いという描写、牛が国によってそんなに違うものなのだろうかと思うが、けっこう違うらしい。
オスロに入るとノルウェーの言語についての言及がある。この本を読むまで知らなかったが言語が2種類あるらしい。ランスモールという古ノルド語とリスクモールという古デンマーク語が併用されているらしい。それを統一しようという動きもあってなかなか大変なことだ。フィヨルドごとにいろいろなランスモール(古ノルド語)が話されているというのは地政学的なことがらなのだろう。偉大な文学作品はその国の言葉を作っていく役割があるというような指摘がある。
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