前日読んでいた北欧の旅のところで出てきた30年戦争について気になり、30年戦争の部分だけ読んでみた。
グスタフ2世・アドルフは30年戦争に参戦したが戦場で命を落とす。国王がなくなっても優勢に戦いスウェーデンは最大の版図となる。有能な将軍や宰相がいたのが幸いしたんだな。
このころはロシアがまだ力が弱くポーランドが強い国だった、王位継承の問題にも絡んでいた。たしかこの頃のポーランド・リトアニア連合国はヨーロッパ中の王家と婚姻関係を結んでいたと記憶している。
丁度デンマークから独立したスウェーデンがデンマークを追い越す時代でもあった。この時グスタフ2世が生きていたら今のスウェーデンはもっと大きな国だったかもしれない。
歴史の動きとしてはグスタフ2世からカール12世くらいまでが面白い時代だなと思った。
この中公新書の「物語○○の歴史」というシリーズはけっこうおもしろいので何冊か読んでいる。歴史書の入り口としては良い本だと思う。
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