歴史をなぞったり、人間の成長過程をなぞったりしながら精神の発展過程が書かれているらしい。
自己主張するものがぶつかり合って、とりあえず強い者弱いものが決まる「主奴論」がうまくいかず、内に閉じこもったり「ストア主義」疑い深くなったり「スケプシス主義」して、結局権威に服従する「不幸の意識」ところまで読んだ。ここでの権威は教会とか信仰とかいう事になっている。みんな服従すれば権威の前に平等ということらしい。平等の意識だから「普遍的意志」ということになるらしい。共通の価値観から社会正義の規範が出来るという感じか?
ここで権威を取り払えば社会正義だけのこるというものでもないとは思うが、そういった方向に話は進む。
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