ちょっと科学的な感じになってきた。進化の過程で獲得してきた形質が現代に合わない。人間の根っこは狩猟採集時代につくられたまま。このことはいろいろな本で書かれている。
人間の基本セットが狩猟時代のままなのでその時に出来上がった行動が現代の生活に合わない状況を錯覚と呼んでいる。そのような錯覚の大きなものが部族意識と呼ばれている。
この本では基本形質としてしている行動や考えがよく考えてみると意味がない、あるいは悪影響を与えている例を示し、それに気づくために瞑想があるという。
いろいろな感情も遺伝子を残していく為に獲得されたもの。甘いものを食べると嬉しいという感情。さっき食べたばかりなのにすぐに欲しくなるのはどういうメカニズムなのかを解説している。そのような例がいくつか取り上げられている。
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