宗教の章は次の絶対知の章と対になっているようだ。展開の仕方も今までの部分のおさらいのような感じか。世界をどう認識しているかで宗教が変わっていくというような感じだと思う。しかし宗教だけでは不十分で哲学としての絶対知が必要。
絶対知の章はこの本のまとめの部分。「主観と客観の一致」「精神の無限性の運動」というようなことが改めて説明される。
このあとヘーゲルが書いたものへの繋がりとなっているようだが、ヘーゲルの考えが変わったのか位置づけとしては孤立した本になってしまったようだ。
なんとなくわかったようなわからなかったような。普遍性という事をいろいろ検証していた部分はおもしろかった。とりあえず読了。
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