最後にこの本のタイトルと同じ「なぜ今仏教なのか」という章が来る。著者が憂慮していることが仏教的なアプローチで乗り越えられるという。
部族対立的な分断、部族と言っても同じイデオロギーが同じというように人種という事にかかわらずグループがまとまって他のグループと反目する状態のことを指している。昨今のアメリがの様子などを見ると問題だと思う。
こうした部族対立的な状況は生物の発生以来営々と作られてきた自然選択の法則から来ている。自然選択の世界は弱肉強食、強い者だけが生き残ってきた。それを改め乗り越える方法としての仏教と瞑想が重要だという。
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